「令和6年度第2回不登校対策ワーキング委員会」参加報告

こんにちは。

2024年7月30日に、大阪市住吉区にある大阪府教育センターにて「令和6年度第2回不登校対策ワーキング委員会」が開催されました。このワーキング委員会は、府内の各市町村教育委員会と民間施設との交流を深め、連携を強化することを目的とした取り組みです。私たちもこの大切な会議に参加してまいりましたので、その内容をご報告いたします。

今回の委員会には、府内の市町村教育委員会や加配教員の方々、そして民間の不登校支援団体が多数参加しました。特に、不登校の子どもたちの居場所や親の会を運営する団体も集まり、子どもたちやその家族を支えるためにどのようなサポートができるか。また、どういう事例があるか等について、活発な意見交換や情報共有が行われました。

不登校の子どもたちの居場所や親の方の居場所として親の会を提供する活動を続けている団体が、このように教育機関や他の民間団体と意見を交わす機会は、非常に有意義なものです。

今回のワーキング委員会では、オフネットの理事も務めるNPO法人ろーたすの松下さんが登壇し、不登校支援の取り組みについて紹介されました。松下さんの発表では、ろーたすがどのようにして不登校の子どもたちや保護者に寄り添い、安心できる居場所を提供しているかについて、具体的な事例を交えてお話しされました。

その発表を通じて、官民が連携して不登校支援に取り組むことの重要性が再確認されました。行政の支援と民間の柔軟なアプローチが相互補完的に機能することで、より充実したサポートが可能になります。

今回の会議を通じて、官民の連携が不登校支援の充実においていかに大切であるかを再認識しました。教育委員会と民間団体が力を合わせることで、不登校の子どもたちやその家族が安心して過ごせる居場所がより広がっていくことが期待されます。

今後も、私たちは行政との連携を強化しながら、不登校の子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを続けてまいります。このような取り組みを通じて、子どもたちの未来がより明るくなるように努めていきますので、今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。